IP無線について
- 携帯電話の回線を使うことで日本全国が通話圏内
- 同時通話に対応しており割り込み通話も可能
- 地図アプリNAVITIMEで位置情報が把握できる
各種通信機器の比較表
特定小電力無線 | 業務用無線 | MCA無線 | IP無線 | 携帯電話 | |
通信距離 | 100~300m | 1~10km | 約30km | 全国 | 全国 |
資格・免許 | 不要 | 必要 | 必要 | 不要 | 不要 |
機器価格 (1台あたり) |
約1万円~ | 約4万円~ | 約10~30万円 | 約10万円 ※リースの場合月額約4,000円 (年間利用料込の金額です) |
約5~10万円 |
年間使用料 (1台あたり) |
不要 | 約600円 | 約36,000円 | 約24,000円 | 約24,000円 |
同時通話 | ○(機種による) | × | × | ○ | ○ |
操作性 | 簡便 | 簡便 | 簡便 | 簡便 | 要ダイヤル |
特徴 | 通信範囲は限定されますが、通信機器としては安価。小型で携帯に便利。飲食業やクリニックなど1フロアの店舗、交通整理などで使用されています。 | 使用には登録や免許が必要。建物の屋上にアンテナを設置することで、広範囲の通信が可能。高層ビルや大型商業施設内での連絡に使用されています。 | 都道府県規模で使用でき、タクシー会社や公共団体で導入されるケースが多数。現在はIP無線機へ切替えを検討されるお客様がほとんどです。 | 携帯電話の通信範囲内であれば、全国どこでも多人数の同時通話が可能。運送業、警備業、介護福祉業などであらゆる業種で導入されています。 | 携帯電話の通信範囲内で、同時通話が可能。通話先の番号をダイヤルしたり、電話帳を参照する作業に手間がかかるのが難。 |
こちらの業種で活躍中【お悩み解決事例集3選】
【事例①】運輸業
【導入前の状況】
関西圏をメインとする観光バス会社様。通信手段は個人所有の携帯電話のみ。
【導入前の悩み】
・緊急時に連絡を取るための通信手段がない。
・関西圏(可能であれば全国)をカバーできるような連絡手段が欲しい。
・運行管理のために走行位置をリアルタイムで把握したい。
【【導入後の状況】
事業所とバスにIP500M(車載機)を約20台配備。アンテナの取付も簡便で即日完了。
【導入後の感想】
・業務用連絡はIP500Mに限定して、業務中の個人所有の携帯電話の使用を禁止。
・全国でのやり取りが可能に。かつGPS機能と地図ソフトを使ってバスの現在地を把握、運転手の勤務評価にも反映している。
【事例②】警備業
【導入前の状況】
簡易無線機(約200台)を配備。オフィスビルやショッピングモール、レジャー施設の警備で使用。
【導入前の悩み】
・他で使われている無線機との混信がある。
・同一施設内でも電波が一部届かない箇所がある。
・割り込み通話により優先的に指示を出したい。
【【導入後の状況】
実験的にIP500Hを約50台導入して簡易無線機と併用。今後すべての簡易無線機をIP500Hに入れ替える予定。
【導入後の感想】
・混信が一切ないので、警備情報が漏れる心配がなくなった。
・不感地帯が解消され、基本的にどこでも使えるようになった。
・多重送信機能によって、割り込みで指示が出せるようになった。
【事例③】介護福祉業
【導入前の状況】
全職員(約20名)にPHSを配布。職員同士の連絡と入居者様からのナースコールを受けるために使用。
【導入前の悩み】
・PHSに出ない職員がいる。
・館内放送を使わずに職員へ一斉に連絡したい。
・いくつかの事業所(県外)同士で一斉に連絡を取りたい。
【【導入後の状況】
全職員にIP500Hを配布。職員同士の連絡はIP500Hを、ナースコールの応答はPHSを使用するように使い分け。
【導入後の感想】
・PHSと比べて操作が簡単で、連絡のやり取りがスムースに。
・一斉連絡も個別連絡もIP500Hで済むようになった。
・場所を問わずに使えるので、県外の事業所とも連絡出来るようになった。
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